西高ニュース

休校が続いている今、気をつけてほしいこと

 【生徒指導部より】

 3月初旬からの休校が延長されました。今一番大切な「感染防止」の観点から仙台西高校では、生徒全員ならびに家族や周囲の皆さんの安全を守ることを第一と考え、登校日も設けていません。これから3週間あまり、学校再開後の生活を意識しながら、今皆さんができることを再確認しながら、不自由ながらも次につながる毎日にしてほしいと思います。では、例を挙げながら、気をつける場面を確認していきましょう。

 

1.生活リズムは整えていますか?

 生活リズムが乱れてしまうと私たちのカラダの体内リズムまで乱れてしまい、心身の健康にさまざまな影響を及ぼしてしまいます。昼夜が逆転するような生活リズムの乱れは体内リズムも乱れている可能性があります。体内時計の“時刻合わせ”をする、最も影響力の大きな因子は光なので、夜遅くまで起きてずっと明るい環境に身をおいていたり、朝遅い時間まで寝て太陽の光を浴びる時間が遅れてしまったりすると時刻合わせが出来ずに体内リズムは乱れてしまうのです。昼・夜といった外の環境と体内リズムを調整する作用をもつものは「同調因子」と呼ばれ、一番強い同調因子はの刺激とされていますが、食事も同調因子の一つであると考えられています。心臓や肝臓、腎臓など、あらゆる臓器にも固有の時計「末梢時計」が備わっており、これらを効率よくリセットするには食事、特に栄養バランスの整った朝食の刺激が良いといわれています。

朝日を浴び、朝食をとり、1日の活動をスタート……というリズムが体の調子を整えているからこそ、朝食抜きといった生活リズムの乱れが眠りの問題、ひいては心と身体の健康状態を左右することになります。

 

2.適度な運動にもちょっとした気遣いをしよう。

  屋内での運動・トレーニング等、有名スポーツ選手の動画が最近アップされています。いろいろな種目の選手が部屋でできるメニューを示してくれていますが、ものを使う場合や意外に難しいものもあります。できるだけ周囲を片付けて怪我をしないように、無理なく・楽しみながら身体を動かしていきましょう

 

 いつもやれていたことができなくなることで、有り難みを再認識する機会もあると思います。日本全国の高校生も皆同じ状況と考えれば、慌てることはありません。いずれこの状況が落ち着き、学校生活が再開するときに向けて、今できることをしっかりやっていきましょう。

健康第一を念頭に、再開に向けながら毎日を大切にしていきましょう。